私は英語を話せる。
と言っても日常会話レベルで、あんま大したことはない。今もあるのか知らんが、会社で受けたTOEICのテストではいつも600点ぐらいだった。
今はもう無理だ。コロナ以後、英語を使う機会は減ったから。
学校の英語
なぜ私が英語を話せるかというと、私の青春時代、つまり高校生の頃にある日本人に憧れたからだ。
その人の名は 戸田奈津子 さん。今年で90歳になられる方だ。
この方の話は何時間でも語れるので、今日は端折る。
私は中学高校の英語の授業が好きだった。テストはだいたい満点…と言いたいところだが、話はそう簡単ではない。
大学入試センター試験で言うと、いつも160点くらいしか取れなかった。よくて180点。200点は模擬試験でも一度も取ったことがなかったと思う。数学1は毎度100点でした。
何が苦手って、文法が苦手で、7つか8つの単語を並び替えて、カッコに入る2つの単語の組み合わせを次のア~オの中から一つ選べという問題。
1個例題を出してみる。面倒な方はスルーしてください。
■次の問いにおいて、それぞれ下の①~⑥の語句を並びかえて空所を補い、最も適当な文を完成させよ。
- You should be careful about what you eat now, because it is often said that you are what you eat, which means:
Everything ( )( )( )( )( )( ) in the future.
【 ①eat ②on ③some effect ④you ⑤your body ⑥will have 】
【 ポイント 】
・have an effect on ~「~に影響を与える」
・Everything you eat → Everything とyou eatの間に目的格の関係代名詞の省略
【 解答 】 ④①⑥③②⑤
私が上記のような問題をなぜいつまでも苦手だったかというと、たぶん
ビリー=ジョエルのせい
なんですよね。
ビリーにしてみれば「なんでやねん」と思うと思うけど。
楽曲の英語
学校の英語って映画にはあまり出てきませんよね。
映画ではFu○kとかサノバ○ッチばかりですよね。シットとかアウチとか。
三省堂の辞書に載ってないんですよ。今は知らんけどね。
うちの娘が辞書をキライでねえ。筋金入りで辞書が大キライ。小学生の時はほとんど辞書を引かなかった。
私に聞かれても、あえて「辞書を引きなさい」と突き放していたが、この春からはスマホでググるようになるんだろうな。
私は英語を映画と歌で学びました。外国に行ったことなどまだありませんでした。
英語の授業ももちろんマジメに聞いた。現在完了形やmayやmustの構文が好きだった。だってよく映画のセリフに登場したからね。
今日はビリー=ジョエルのどの曲を選ぼうかと迷ったが、ここは
MY LIFE
にしようと思う。
私がビリー=ジョエルを聞き始めたのは高校2年生頃だったと思います。
1986年にWham!が解散して、高校時代はいろいろ新しい曲を聞いていました。
ビリー=ジョエルの楽曲には「使える英語」が多い。受験に役立つことはないかもしれないが、ビリー=ジョエルの英語はそのまま日常会話で使えるフレーズが多い。
英語を話せない人は「単語」で英語を覚えようとする。これはたいへん効率が悪い。バラバラのパーツを毎回1から組み立てるのは効率が悪い。
英語を話せるようになるコツは 熟語や構文を覚える ことだ。あらかじめ「ユニット」をいくつか組んでおくんですよ。
Woul'd you like ~?とか、You must be 誰誰とか。How about ~は中学で習う熟語だが、かなりオールマイティーで便利に使える。
My Lifeには使える熟語がたくさん出て来る。
例えば「I don't care」「wthat you say anymore」「This is my life」
これら3つとも、そのまま毎日使うくらいの常套句です。This is my life を毎日使うヤツは少しキザかな。
care も必ず don't とセットじゃないか?
I don't care と I never mind は毎日使うけど、I care は滅多に使わない。心配する時は I'm afraid を多用する。私の場合はね。
40年前の私はまだビリーの英語をそんな風に意識して聞いていたわけではなかったが、中学の時に聞いていたWham!やビートルズに比べて、ビリーの曲には 英語 を感じた。
Wham!もビートルズもイギリス出身ですが、そこはあまり関係ないと思います。イーグルスの英語も難解だった。
歌の歌詞ってまさしくpoemで、ビートルズやイーグルスの歌詞を日本人に例えると、松任谷由実や来生たかおのように詩的なんですよ。
ビリー=ジョエルやブルース=スプリングスティーンは詩よりも 手紙 に近い感じかな。日本人ならさだまさしとか長渕剛とか。
例えが的確かどうかわかりませんが、私の言いたいことはわかってほしい。
ビートルズの歌詞は高校生には意味が分からなかったが、ビリー=ジョエルは意味が分かった。
leave me alone と give me a break
My lifeの歌詞の中に give me a second chance というフレーズがある。give me a chance も100万回耳にしたフレーズだが、口に出したことは一度もない。
同じ頃にTBSの番組で「Give me a break」という番組があった。大橋巨泉が司会で、学校で教えないスラングを解説する番組だった。
番組のルビには「ぎみあぶれいく」と振られていた。喪黒福造でおなじみの「笑ゥせぇるすまん」はこの番組の人気コーナーだった。
この Give me a break がマジメな日本人にはなかなか理解が難しかった。Give me a chance はわかるよ。でも Give me a break って何? 休憩しようぜってこと?
今じゃすっかりよくわかる。Come on! の使い方を知った時も驚いた。
要するに意味などないのだ。Give me a break も come on も似たような意味なのだ。
日本語にするとこうです。
「ちょ、待てよ」
です。顔はキムタクです。
まさに木村拓哉さんの「ちょ待てよ」が Give me break です。「なんだよ、おいー」という感じです。
話がすっかり逸れたが、今日私が一番覚えてほしい熟語が表題の
leave me alone
です。
この熟語も100万回聞いたけど、1回も使ったことないわ。私は「I have to go」を好んで使う。
今日は英語の勉強をしたいわけじゃない。英語の勉強の仕方を息子と娘に教えるつもりで書いておくだけだ。
私の甥っ子が英語を教えてと言ってきたが、私の英語は英語のテストでいい点数を取るもんではないと言ったら、
「じゃあ要らない」
と言われた。先述したように私は英語のテストが苦手だ。
私は外国人と話をするのが好きだった。
英語を話せなくても、人と話すのが好きなヤツならどこへ行っても話ができる。
英会話教室に通ってた時期もあるが、授業が終わった後にカナダ人やオーストラリア人の先生たちと一緒にカラオケ行って、ビートルズやビリー=ジョエルを歌ったものだ。
私の英語は外国人と話すためにある。イタリアのパブで Stand by me を歌って拍手されたこともある。
私は英語で話す時、頭の中で日本語に翻訳しない。
英語で聞いて、英語で考え、英語で答える。
そのためにビリー=ジョエルの曲を聴くのは非常に有効だと思う。
まあ今はスマホがあるから英語なんか勉強しなくても、スマホが翻訳してくれるんだろうけどさ。